小さな時計屋のアラフォー女性店長 金子のブログ

マニアックな中古時計・アンティークウォッチの買取・販売・修理のお店ケイアイウォッチ&金子時計店。
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セイコーとある時計店に関する記事を見て考えたこと。
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    “ケイアイウォッチ” 女性店長のブログです女性

    金子時計店の長女、

    国家資格・2級時計修理技能士取得。

     

    ノモスやエポス、オーガストレイモド、レビュートーメン、

    オリエントなどのマニアックな時計、セイコーやオメガなどの

    アンティークウォッチの買取が一番の喜びです。

     

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    先日物議を醸していたセイコーとある時計店に関するネットニュースを見て、その日一日中いろんなことを考えていました。

    詳しい内容は以下のネット記事をご覧ください。

     

    熊本地震で全壊し販売ノルマ守れず取引終了 老舗時計店の訴えが物議

    *5/9時点で和解、お店さんは謝罪されています。

     

     

    5/11 ソフィ タカヤナギさんの最新ブログ

     

    社長さんのセイコーに対する深い思い、

    今のセイコーの営業方針には全く納得されていないが、

    セイコーの時計は大好きであることなど、

    赤裸々に綴られています。

     

    いろいろと噂や憶測が飛び交う中で個人的に思ったのは、

    「ついにセイコーにそっぽ向かれた?!」

    とゆうことと、

    「言い方って大事やな。」

    とゆうことです。

     

    ガイヤの夜明けで、セイコーの社長が

    「ラグジュアリーマーケットでグローバルプレイヤーになりたい。」

    とおっしゃっていたことを思い出しました。

     

     

    また、セイコーの説明会に行かれた問屋さんのお話しによりますと、その説明会では、

    「世界でロレックスと比べられるブランドになるため、また世界展開に向けて、国内の小売店を統制していく予定。」

    と言われたそうです。

    多くの時計屋さんがGS扱えなくなった、一部モデルのショップにもなれないとおっしゃるのはこうゆう戦略のためでもあります。

    最近セイコーから聞く言葉といえば、グローバル世界海外ラグジュアリー...

    今回の被災されたお店さんでさえこのような対応とゆうことは、

    今後の国内マーケットはあまりあてにされていないのかもしれない?

    なんて思いました。

    そして、これは舶来ブランドではよくあることです。

     

    「もっとこっち見てよ〜。」

    今回は、悲しさも含んだ嫉妬のような感覚を覚えました。

    日本人が誇りに思う愛すべき国内ブランドなのに、こっちを見てくれない寂しさ、劣等感のようなものも感じました。

    ...あくまでの私の妄想ですが^^;

     

    それは、一部ご指摘される方もいらっしゃる通り、長年に及ぶ小売店の怠慢が招いた結果なのかもしれません。

    当店も、量販店には敵わないからと販売努力を怠ったのは事実です。

    「量販店には負けたくない!」と頑張ってらっしゃる時計店もあると聞き、ハッとしました。

    時すでに遅しかもしれませんが、私たちのような小さな時計屋にもできることがあるんじゃないかと。

     

    あと一つ考えたことが「伝え方」です。

    英会話のレッスンで、私が夫婦喧嘩の話しをすると先生がたまに、

    「Not what to say, HOW to say」

    何を言うかではなく、言い方だよ。と言います。

    すこーーしだけセイコーと販売店の契約事情を知っている者として見ますと、

    時計屋さんがTwitterに書かれた内容に疑問が残る部分がありますし

    (セイコーから聞いている条件がタカヤナギさんにも適用されるのであれば、

    そうじゃないんじゃないかな?と思う部分がありました。)

    セイコーの通達文書ももう少し文面が違う方が良かったかなと

    (店主さんも実際激昂したとおっしゃっていますことから。)

    言い方/書き方/伝え方って大事だな、逆に、文章って怖いなと教訓になった次第です。

     

    *あの記事によりますと、5月9日の時点で和解されお店さんは謝罪されています。

    今回のことで考えたことも杞憂に終わるといいのですが...?!

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    | 金子時計店&ケイアイウォッチ | 時計屋について | 23:30 | comments(2) | - |
    いつも楽しく拝読いたしております。
    今回、読者は是非取り上げていただきたい、しかし、ブログ主様からすれば非常に取り上げづらいテーマの記事を掲載してくださいましたことに感謝申し上げます。加えて、セイコーのラグジュアリー化を踏まえた内容は、現役の店長ならではの読みごたえのある内容でした。
    ラグジュアリー化で一番避けるべきは高価であることを売りにしていると思われること、王道はそのブランドの歴史、哲学、世界観等を表現した商品が結果として高価になる、とうことではないでしょうか。そして、成功しているラグジュアリー・ブランドは、自己の哲学等を踏まえながら、顧客の想像を超える「夢」のある商品を生み出して、今の名声を築いてきたように見えます。
    ロレックスを有名で高価だから買う人、そうした人と同じに見られたくなくてロレックスを避ける人もいますが、ロレックスの歴史や哲学とそれを反映した「夢」を感じる時計に共感している愛好家も少ないと思います。
    セイコーが、自らの歴史を捨て、哲学を再発見して明確化することなく、ただラグジュアリー・ブランドの価格設定等の上辺だけをマネをする、端的にはグランド・セイコーを買っていたのはロレックスを買えなかった人たちだ、と思ってしまうことがないよう願っています。
    セイコーには、日本や世界のビジネス・パーソンの戦友となる時計を生み出してきた素晴らしい歴史があり、その背後には、ヨーロッパ的な階級社会と異なる日本企業だからこそ持てた、まだ明確化できていない世界観、哲学があるはずです。個人的には、グランド・セイコーは、殿上人の時計ではなく、殿上人とも渡り合う、侍を支える名刀のような時計であってほしいと思うのですが。
    | 貴ブログのファン | 2018/05/13 4:41 AM |
    コメントいただきありがとうございます!貴ブログのファン様がおっしゃるような内容を目にすることが多くなりました。セイコーは、今のところ営業方針も、時計もスイス高級ブランドの真似をしているように私には見えます。私も、歴史や世界観、哲学、日本ブランドならではの文化を捨てて欲しくはありません。私たちのような小売店の努力も必要です。
    | カネゴン | 2018/05/14 4:03 PM |









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